ケント紙で名刺を制作しよう
名刺の用紙として使用されていることが多いのがケント紙で、この紙質を使って制作している方は意外と多くいらっしゃいます。
紙の表面に塗工を施していない非塗工紙がケント紙となっており、多くの印刷業者で取り扱っているはずです。
以下では、ケント紙がどのような特徴を持っているのかご説明しているので、他の名刺用紙と比較してどの点が優れているのか確かめてみましょう。
・画用紙のような風合いを持っている
・透き通るようなきめ細かな仕上がりの名刺ができる
・平滑度が高いのでペンや鉛筆による筆記適正が高い
・紙本来の温もりを持っているので信頼感を与えられる
・シンプルなレイアウトのデザインの名刺に適している
・写真のノリはモヤっとした感じになるのでインキを多量に使用するようなデザインにはあまり適していない
・耐折表面強度が高いので名刺以外の印刷物にも使用されている
・発色は沈み気味でデザインによってはやや暗いと感じる
ケント紙に光沢感はないので、「色鮮やかなデザインの名刺を制作したい」という方には向いておりません。
しかし、きめの細かい印刷再現性を持っているのは事実なので、上質紙を使用するよりも見映えは良くなります。
当サイトでご紹介しているVistaprint(ビスタプリント)では、残念ながらケント紙は取り入れられておりませんでした。
その代わりにインクの色が濃く仕上がるオフホワイト用紙をオプションで付けられますし、何よりもデザイン名刺の制作が100枚で990円という格安の料金が魅力的なのでVistaprint(ビスタプリント)で注文してみてください。
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さて、上記ではケント紙の特徴を記載しましたが、何よりも筆記特性が良いのが最大のメリットとなっております。
鉛筆やボールペン、マジックなどありとあらゆるペンの筆記特性が良く、「名刺の中に手書きで一言加えたい」という方に最適です。
近年ではイメージアップを図るために、名刺の余白部分に手書きでキャッチコピーなどを入れるビジネスマンが増えました。
確かに、機械的な文字だけが表記されている名刺だけではなく、丁寧な手書きの文字が書かれていれば印象は確実に良くなります。
「自分の業務内容」「名刺を貰ってくれたことに対する感謝」「自分を一言で表現」といった内容を手書きで記載するのが良いかもしれません。
全ての文字を手書きで制作するのは安っぽい印象になるので絶対に避けるべきですが、所々のポイントとして筆文字を入れるのは実に効果的なので一度試してみてください。