初心者が押さえておきたい名刺制作の基礎やポイント
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初心者が押さえておきたい名刺制作の基礎やポイントをまとめてみた
自分の名刺を制作するに当たり、次の疑問を抱えている方はいませんか?
- 名刺のサイズがわからない
- 上手く名刺をデザインできない
- 他の人と似たデザインになる
名刺を作る機会は多くありませんので、初めて制作する初心者は迷ってしまいますよね。
名刺自体を制作するのは簡単でも、相手にアピールして自分の顔を覚えてもらえる魅力的なツールに仕上げるのは意外と難しいものです。
そこで、このページでは初心者が事前に押さえておきたい名刺制作の基礎中の基礎やポイントをまとめてみました。
Illustrator(イラストレーター)などのソフトで自作するにしても、専門の印刷会社に依頼するにしても役立つ情報ですので、一度目を通しておきましょう。
名刺を制作する目的で内容を考える
名刺の制作と一口に言っても、「ビジネス用途」と「プライベート用途」の2種類に大きくわけられます。
名刺を制作する目的で、中に入れる内容や情報を考えるのは一番に押さえておきたいポイントです。
具体的にビジネス用途とプライベート用途の名刺で何が変わるのか見ていきましょう。
- ビジネス用途の名刺に私的な情報は一切不要で、自分の名前や会社名、自社で取り扱っている商品やサービスを盛り込む
- プライベート用途の名刺は共通の趣味や特技を持つ人と繋がるために、自己のプロフィールを充実させる
もちろん、仕事と関係しているのであれば、ビジネス用途の名刺の中にTwitterやFacebookなどのSNSのアカウント情報を加えるのは選択肢の一つです。
しかし、ビジネスと関係のない情報を無理に加えていると、名刺交換をした際に相手が疑問を抱く原因になりますので注意してください。
一般的な91㎜×55㎜のサイズの名刺にする
名刺を制作する初心者の方は、一般的な91㎜×55㎜のサイズに仕上げましょう。
名刺のサイズは、下記のようにたくさんの種類があります。
- 東京4号サイズ(91mm×55mm)
- 名刺サイズ3号(49mm×85mm)
- 欧米サイズ(51mm×89mm)
- 名刺サイズ5号(61mm×100mm)
- 名刺サイズ6号(70mm×116mm)
- 名刺サイズ7号(76mm×121mm)
たくさんの情報を盛り込むために大きなサイズの名刺にしたり、可愛くてコンパクトな小さなサイズの名刺を制作する方は増えました。
しかし、日本では91㎜×55㎜のサイズの名刺が一般的で、黄金比に近いキレイな形状だと考えられています。
無料のテンプレートサイトの名刺もデザインのレイアウトは91㎜×55㎜に合わせていますので、このサイズで制作するのが無難ですよ。
文字のフォントを統一する
名刺の中には、名前や会社名、電話番号やメールアドレスなどの文字情報を記載します。
この文字のフォントで相手が受ける印象は大きく変わりますので、どれが良いのか考えるのは名刺の制作で重要なポイントです。
「名刺の文字のフォントは○○○が良い」とは決まっていないものの、次のようにバラバラだと不均整な印象を与えてしまいます。
- 名前は明朝体
- 肩書きはゴシック体
- 連絡先は隷書体
どのフォントや書体を使ってもOKですが、なるべく全ての情報を統一して制作しましょう。
特に拘りを持っていない初心者の方は、一般的な書体の明朝体やゴシック体を使うのが良いですね。
また、拘りすぎて特殊なフォントを使うと遊び心が強すぎてビジネス名刺では適しませんので、違和感のない自然な書体を選んで統一してみてください。
見やすさ重視のデザインテンプレートを選ぶ
名刺交換で相手に好印象を残すために、見やすさ重視のデザインテンプレートを使いましょう。
単純にカラフルなデザインに仕上げて、見た目のインパクトを強めるのが良いとは一概に言えません。
名刺交換で自分を覚えてもらう努力をするのは大事でも、初心者はシンプルでスッキリとしたデザインで名刺を制作すべきです。
ここでは、シンプルなデザインの名刺テンプレートを取り扱っているサイトをいくつか紹介していきます。
- シンプルモダンを極めたセンスでクリエイティブな名刺デザインを取り扱う名刺専科
- 白黒やシンプルでもオシャレさをかもし出した名刺デザインが多いFRESH BUSINESS CARD
- ビジネスで役立つシンプルイズザベストのデザイン名刺が多いテンプレートBANK
- 女性らしい爽やかでオシャレな名刺のデザインを取り扱うSOZAI GOOD
これらのサイトで自分のイメージに合うテンプレートをダウンロードし、ソフトを使って名刺を制作していきましょう。
自分や会社のイメージカラーを使う
名刺のデザインの選び方で迷っている方は、最初にカラーを決める方法がおすすめです。
自分や会社のイメージカラーのテンプレートデザインを使えば、「こんなはずじゃなかった・・・」と名刺の制作で失敗することはありません。
色やカラーそのものには、次のイメージが備わっています。
- 白は「純粋」「優しさ」「シンプル」「清潔感」
- 黒は「重い」「堅い」「引き締まった」
- 赤は「エネルギー」「元気」「興奮」「情熱的」
- 黄は「希望」「パワー」「輝き」「成長」
- 緑は「自然」「リフレッシュ」「癒し」「健康」
- 青は「落ち着き」「クール」「海」「冷静」
- ピンクは「愛情」「幸せ」「可愛い」「エロス」
色を使った心理療法のカラーセラピーが取り入れられているほど、視覚からの情報は私たちにとって欠かせません。
初心者の方は、「自然と深く関わる仕事だから緑色のデザイン」「パワー溢れる印象にしたいから黄色のデザイン」と自分の職業やイメージに合わせたデザインで名刺を制作してみてください。
印刷用紙の選び方を押さえておく
名刺は見た目のデザインに加えて、印刷する用紙でも印象が変わります。
名刺を相手に渡す際は視覚情報だけではなく触覚情報も大事ですので、手触りが良いのかどうかで印刷用紙を比較しないといけません。
一度も名刺を印刷したことがない初心者のために、用紙の選び方のポイントをまとめてみました。
- 厚さで選ぶ(薄紙は安っぽい印象を与えるのに対して、厚紙は重厚感を与えられる)
- 紙質で選ぶ(オールマイティな白無地や写真印刷に適したフォト印画紙など)
- 切り口で選ぶ(ミシン目で切り取りやすいマイクロミシンタイプや、切り取り線のないクリアエッジなど)
同じ厚さの印刷用紙でも、上質紙やコート紙、マット紙などたくさんの種類があります。
予算に余裕がある方は、拘りのある高級紙や特殊紙で名刺を制作するのも良いでしょう。
名刺制作の初心者にはネット通販のVistaprint(ビスタプリント)がおすすめ!
以上のように、初めて名刺を制作する初心者は細かい部分にまで拘らないといけません。
名刺の中に記載する情報だけではなく、フォントやデザインカラーに気を配ると素敵な名刺が出来上がりますよ。
そこで、一から画像編集ソフトを使って名刺を仕上げるのではなく、ネット通販のVistaprint(ビスタプリント)が初心者におすすめです。
Vistaprint(ビスタプリント)では公式サイトで好きなデザインテンプレートを選び、Web上で文字や画像の配置などの編集ができます。
プレビュー画面で仕上がりを確認して問題なければ、希望の枚数の名刺を注文すればOKです。
皆さんが想像している以上に簡単にビジネス用途やプライベート用途の名刺を制作できますので、是非一度Vistaprint(ビスタプリント)を利用してみてください。